徒然なる戰藻錄

WoTとWoWSをプレイしているところなのです

大日本海軍 軍艦三笠

ウェーイヾ('ヮ'*)ノ

横須賀観光の2回目は、横須賀の観光地として有名な記念艦『三笠』。

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戦後に荒廃したとはいえ、明治期に建造された日本唯一の現存艦ですからね。
横須賀を訪れたらここには足を運ばねばなりません。


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軍艦『三笠』。
冬晴れのもと、宮城(皇居)を指向して鎮座まします御姿は、すぐる明治38年の対馬沖海戰で皇土防衞の重責を果たしたもののふそのものです。


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三笠公園には東郷元帥の像も。
米海軍のニミッツ太平洋艦隊司令長官は士官時代に東郷長官と会ったことがあり、大きく感銘を受けたそうです。戦後、荒廃した『三笠』復興にニミッツ長官が貢献したのは、東郷長官への思いもあったからでしょうね。


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『大和』型戰艦の18吋主砲弾。


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艦首の菊花紋章。
帝國海軍の主力艦は艦首に菊の御紋を戴き、軍艦籍にはいっています。
軍艦籍にはいると、艦内に御真影(天皇陛下の御写真)が奉じられます。
水兵のペンネントも、大日本軍艦○○と表示されます。軍艦籍以外だと、大日本水雷艇○○となります。

なお、軍艦籍の艦のトップを艦長と呼び、軍艦籍以外の艦のトップは長のみがつきます。
つまり、航空母艦『翔鶴』なら空母は軍艦籍なので艦長と呼びますが、輸送艦だと軍艦籍にはいらないため輸送艦長と呼びます。ただ、現場ではそういった呼称の区別はしていなかったようです。
驅逐艦も一時期は軍艦籍でしたが、その後は軍艦籍からはずされ、本来は驅逐艦長と呼ばねばなりませんが、乗員はほぼ全員が驅逐艦長を艦長と呼んでいました。


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『三笠』の30糎聯裝主砲。
これは前部一番主砲。『三笠』はこの主砲を前部と後部に1基ずつ装備しています。


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重量400瓩、射距離10粁。
海軍最後の戰艦となった『大和』は重量1.45噸、射距離42粁です。
主砲口径はほぼ1.5倍ですが、重量は3倍強、射距離は4倍になっています。

およそ40年で戰艦の技術、性能はそこまで変化していったわけです。
とはいえ、それが戰艦の限界であり、戦後、戰艦の主武裝たる主砲はミサイルにその座を譲ることになります。


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無線室。
展示のため室内は明るいですが、当時の照明はさほど明るいものじゃないですから、薄暗い中で、しかも波に翻弄されながらの環境下での作業は相当苦労したでしょうね。


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艦長公室。


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東郷長官の寝室。
ベッドが小さく感じますが、戦前の日本人の平均身長はいまよりもずっと小さいので、この大きさで十分だったのでしょう。


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厨房。


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厨房の天井にはグラスを提げる梁。
斜めに設えてあるので、これならちょっとやそっとの揺れでは落ちてこないですね。


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日本海軍艦艇といえばやはり艦内神社です。
御賽銭を奉じて参拝しました。


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『三笠』艦内では限定イヴェントとして、明治と昭和期の聯合艦隊、海上自衛隊、バルチック艦隊の艦戰模型がずらりと展示されています。
そのなかで目に付いたのがコレ。

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艦これでは改『大和』型をだすっぽいという話を聞きましたが、こっちも来てほしいところです。
WoWSでは主砲は8吋ですが、外観がこれに似た巡洋艦『蔵王』がTier10にありますね。


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艦橋左右両舷の張り出し部に探照燈。


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60糎だと小さいかも………と思ったけど、近くで見るとなかなかに大きいです。
『大和』型の150糎探照燈はこれ以上にでっかいんですよね。


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機械水雷、つまり機雷。
機雷は能動的な武器ではないですが、費用対効果に優れた武器でもあります。
機雷を敷設することで敵艦隊の進路を妨害し、進撃路を予測しやすくなりますし、たとえ敷設しなくとも、敷設したと匂わせることで、それだけで敵艦隊を疑心暗鬼に陥らせることができます。


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『三笠』の被弾艦材で作られた灯篭。
笠の部分が穴だらけなのは、被弾や破片の激突による破孔ですね。


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『三笠』マスト。
ぶっといです。
作業台まで昇れそうですが、事故防止のため昇ることはできません。


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艦首方向より。
メインマスト、でっかいです。
上方の筒状の場所は見張り台ですね。


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後部より。
檣にZ旗が掲げられています。


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艦尾の旗竿。
軍艦旗が掲げられています。
撮影時はあまり風が強くないので、これが限界でした。


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後部艦橋より艦首方向。
煙突と空気取入口。


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前部艦橋より艦尾方向。


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艦橋操舵室。


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分厚い裝甲に覆われた司令塔内の操舵裝備。
入り口はやや体を斜めにしないと入れないぐらい狭かったです。


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艦橋より右舷に猿島と房総半島。


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左舷の主錨。
でっかいです。
右舷には錨のない状態を見ることができます。


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15糎副砲。
正確には1895年型40口径152粍速射砲。


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『三笠』はこの副砲を片舷7基、両舷計14基装備しています。


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15糎砲彈は重量45瓩ほどあり、当時の日本人には重かったそうです。
『金剛』型や『扶桑』型が15糎砲なのに対し、『伊勢』型と『長門』型が14糎砲を副砲としたのは、砲彈の重さによる装填時間の遅延があったからでした。


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黒服の人は号令だけで楽そうですが、部下たちの鼓舞などやることやらないと大変でした。


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8糎砲群。
正確にはアームストロング40口径76粍速射砲。


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8糎砲の引き金。


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ハンドル操作で砲身を上下に動かせます。
仰角はこが限界でした。


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俯角はこれが限界。
至近距離に迫った敵魚雷艇を撃てそうな感じですね。


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砲架は左右に旋回させられます。
ハンドルではなく砲そのものを動かすので、けっこう重いです。
左はこれが限界。


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右はコレが限界。
まぁ、あまり左右に振っても、そこで発射したらヘタするとほかの8糎砲の砲身や、そこから打ち出された砲彈に当たって惨事になりますものね。

ちなみに、以前、『五十鈴』のとこでも書きましたが、発射した砲彈や銃弾が空中でほかの銃砲弾と当たることはときおり起きていたそうです。


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30糎主砲。
これが重々しく旋回し、砲身をもちあげるときのカッコよさはひとしおです。


1分20秒のところで『陸奥』が主砲を旋回させています。
この重厚さが戰艦の醍醐味ですね。


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艦橋より第一主砲。
けっこう至近距離に主砲があり、発砲時の爆風もすごかったのではと思います。


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主砲天蓋の観測窓や将校塔の突起。


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後部第二主砲。
軍艦旗も翻ってくれて、いい感じです。


横須賀訪問記は次で最後。



壁|'-')ノよいお年を。
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