徒然なる戰藻錄

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四方山話で利根型

はおヾ('ヮ'*)ノ

資材貯めだしてネタがないくろちゃんです、ごきげんよう。

さてさて幸手市―――

運営のツイッター画像に変化が見られたので...

140420

めがっさイイですよね。
今回は『利根』だけなのか……『筑摩』もくるのか……そこが大事です。

改二Lv?
巡洋艦なら65だろうが75だろうがあっという間ですので問題ありませぬ。

こっちの『利根』は、これだけの画像だけなのに、すごい可愛さを感じますね。改二きたらすぐにしてあげないと( 0w0)

さて...

今回は四方山話。
せっかくなので『利根』型を簡単に...

wiki見ればいいのでくろちゃんの妄言につきあってられません、と言われるかもですが、気にせず進めちゃうのです☆ミ


◆一等巡洋艦『利根』型
140420b
※画像参照:艦艇写真のデジタル着彩

昭和5年(1930年)に締結された倫敦(ロンドン)条約―――1930年倫敦海軍条約―――において、それまで自由に設計、量産ができた巡洋艦に枠組みがあてられることになりました。

それがA巡洋艦、B巡洋艦です。

A巡洋艦
排水量1萬噸以内、搭載備砲8吋(20糎)以下6.1吋(15糎5)まで。
ヘビー・クルーザーの名称から、今日一般的な呼称である重巡洋艦と呼ばれます。
日本海軍での正式呼称は《一等巡洋艦》
日本海軍ではこのほか甲種巡洋艦(甲巡)、大型巡洋艦(大巡)とも呼びました。

B巡洋艦
排水量1,850噸以上1萬噸以内、搭載備砲6.1吋まで。
ライト・クルーザーの名称から、今日一般的な呼称である輕巡洋艦と呼ばれます。
日本海軍での正式呼称は《二等巡洋艦》
日本海軍ではこのほか乙種巡洋艦(乙巡)とも呼びました。


倫敦条約において、日本海軍の甲巡保有上限は10萬8400噸、乙巡保有上限は10萬0450噸となり、保有隻数においても甲巡は最大12隻までと定められました。

以下に倫敦条約のおおまかな内容を示します。

140420c

140420d

140420e


この時期、日本海軍は『古鷹』型、『青葉』型各2艦、『妙高』型4艦、『高雄』型4艦を保有しており、すでに保有上限に達していました。
一方の乙巡は、旧式艦の廃棄と条約で許されている代替艦の建造枠を使えば、最大で5萬0955噸までを確保することができました。

そこで日本海軍は倫敦条約調印の翌年から整備される、マル一計画と称した第一次補充計画において、列強の一等巡洋艦に対抗できる新鋭乙巡として、8,500噸級巡洋艦の建造を決定。これが『最上』型二等巡洋艦、のちの一等巡洋艦『最上』、『三隈』、『鈴谷』、『熊野』です。

昭和9年(1934年)から整備が始まったマル二計画―――第二次補充計画―――において、8,450噸級乙巡が計画され、一番艦『利根』が同年12月1日、二番艦『筑摩』が翌年10月1日にそれぞれ三菱長崎造船所で起工されました。

『利根』型は『最上』型の5~6番艦として建造されたといふのが一般的な見方でしたが、海軍の要求項目を見ると、航行能力の面に於いて『最上』型を上回る数値となっており、『最上』型とは異なる運用計画を持って建造されたと推測されます。

昭和8年6月の海軍大臣への計画提案時の『利根』型の要求項目は、主兵裝については『最上』型と同じものが記されていましたが、航続力は『最上』型よりも長い1萬海里、経済巡航速力も18節と『最上』型よりも速い速力が要求されていました。
一方、最高速力は『最上』型の要求数値37節に対し36節と若干の低下が見られました。

なお、『最上』型は建造中に改善工事を追加したため、当初よりも排水量が増大して速力は34節に低下しています。

以下に日本海軍の主力巡洋艦と『利根』型計画時と完成時のおおまかな比較図を載せます。

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『利根』型に要求された長大な航続力は、主力艦の補佐を務め、水雷戦隊を掩護する従来の一等巡洋艦とは異なり、偵察艦としての役目を帯びていた小型正規空母『鳳翔』と同等のものであることから、中部太平洋上を西方へ進出、対米主力決戦に先立っての前方偵察を行なうことを目的とした設計なのかもしれないですね。


◆航空機搭載能力

一般に航空巡洋艦と呼ばれる『利根』型ですが、もちろんそれは艦の種類を分かりやすくするためのもので、日本海軍に航空巡洋艦なる艦種はありません。

『利根』型は当初、水上偵察機を3機搭載する計画でしたが、計画時の昭和9年5月に、当時としては画期的な高性能水上偵察機である九四式水上偵察機が採用されたこともあり、砲熕兵裝を減らして水上機搭載能力を増強するかたちで設計変更が行なわれました。
この変更は建造開始直前に行なわれたものとみられ、元海軍造船官であり日本海軍艦艇研究の第一人者でもある福井静夫氏によれば、マル二計画の建造予算は第65回帝國議會に提出され、昭和9年3月に公布されているので、そのころに設計変更が行なわれたとしています。

計画変更により、水上偵察機の搭載能力は計画当初の倍の6機となりました。
しかし、ここで問題が生じます。
当初、水上偵察機は両舷の射出機上に1機ずつ、艦後部の飛行作業甲板に4機を露天繫止することとされました。ですが、もし、万が一に……射出機上の水上偵察機が故障したらどうすべきか? という問題が浮上したのです。

作戰中であれば、軍事行動が優先されるので機体の廃棄という強硬手段も採れますが、平時ではそうはいきません。
艦後部の飛行作業甲板は広いとはいえ、4機の水上機を置いているので空間に余裕はなく、このままでは故障機を射出機上に置いたまま、残る1基の射出機での運用せざるを得なくなります。

最終的に、搭載機数を5機に削減することで万一の故障機発生でも2基の射出機をいままで通りに使用することが可能となりました。

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川西 九四式水上偵察機
※画像参照元:艦艇写真のデジタル着彩さん

なお、『利根』型の後部飛行作業甲板は前掲の図などを見ても分かるとおり、上下二段構造となっています。
上甲板のシェルター・デッキ上に射出機2基を左右両舷に置き、シェルター・デッキ上の艦の中心線上に敷いたレールの上を通って、一段下がった艦尾側作業甲板に水上機を移動させることになっています。

この方式は『利根』型の唯一の欠点ともいえるもので、艦尾に全通甲板を張った『最上』にくらべ、水上機の移動・運用には苦労したそうです。


◆主砲

『利根』型の外観上の特徴は艦尾飛行作業区画だけでなく、艦首の集中配備された4基の20糎砲も、『利根』型の外見の特筆すべき点の一つです。

水上機を6機のせるため、主砲の数を減らすことになったのですが、設計初期のころは『最上』型と同じく、艦首に15糎5三聯裝砲3基、艦尾側に2基を背負い式に配置する予定でした。
水上機6機分の運用区画を確保するには、艦尾の主砲は全廃せねばならず、そうなると砲熕兵裝は艦首3基9門となり、大幅な火力低下となります。

偵察艦だから対艦戰鬪は考慮しなくても……といふのは浅はかです。
敵も偵察艦を繰り出し、こちらの偵察艦を排除すべく水上打撃部隊を投入してくることも有り得るのです。そういった敵艦と遭遇した場合、独力である程度の打撃を敵に与えて追撃の手を緩めさせる必要があり、そのためには一定の火力が必要でした。

そこで考え出されたのが、主砲塔を艦首に集中配備するといふものでした。
主砲を前部に集中するというスタイルは、ビッグ・セヴンの一翼を担う英國海軍の16吋砲戰艦HMS28『ネルソン』、HMS29『ロドニー』や、佛蘭西(フランス)海軍の戰艦『ダンケルク』が実践していました。

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16吋主砲3基すべてを前部に集中装備した英國戰艦HMS『ネルソン』

主砲塔を一か所に集中することは、弾火薬庫を集中し、その防禦もまた集中させることができ、艦の前部と後部に分かれているときよりも重量の削減が可能でした。
さらに砲の一元管理・運用が容易で、砲弾の散布界も狭めることができるほか、『利根』型にとっては、発砲時の爆風を水上機に浴びせて破損させる心配がないことも重要な要因でした。

『利根』型の主砲は一番、三番、四番砲塔が同じ甲板レヴェルに設置され、二番砲塔は背負い式になっており、その砲塔基部を一番、三番主砲にはさまれるかたちとなっています。
さらに三番、四番主砲は砲身が後ろ向きとなっています。
これは艦後方への射撃を容易にするためですが、もちろん、一番、二番主砲と連携して前方への射撃も可能となっています。

20糎砲を三聯裝にして、『妙高』型や『高雄』型のように背負い式に3基装備するのもよいのでは……と思われがちですが、日本海軍の20糎砲は二聯裝のみであり、ここに三聯裝砲を追加した場合、砲塔員の育成にさらなる手間がかかるほか、転属などでの配置転換も難しくなるといった面もあるため、ゲームや小説などのように簡単に三聯裝砲を配備することはできないわけです。

さて、『利根』型に搭載された20糎砲は三年式50口徑20糎3二聯裝砲です。
『利根』型には最大仰角55度のE1型が装備されています。
戦前、對水上射撃戦に用いる20糎砲での対空射撃が考慮されたことがあり、『高雄』型には仰角70度の対空射撃が可能なE型砲架が採用されました。
ただ、実際に20糎砲での本格的な対空射撃の機会は少なく、速射性の面からいってもたいした対空火力にならないため、4番艦『摩耶』と『最上』型、『利根』型には仰角を落としたE1型が装備されました。

さて―――

建造直後の『最上』型や計画時の『利根』型には15糎5三聯裝砲が裝備もしくは計画されていました。
この主砲は三年式60口徑15糎5砲と呼ばれるもので、最大仰角55度、俯角10度、最大射程27,400米、最大射高18,000米、毎分5発の発射速度を持ち、初速も毎秒920米という極めて良質な性能を誇る主砲でした。

この主砲は命中精度もよく、『最上』型が20糎砲に換装した際、砲術関係者からその撤去を惜しまれたと言われています。

15糎5と20糎―――
主砲直径の大きさから言えば、後者の方が威力が上です。艦これでも副砲は20糎砲に匹敵する性能ですが、主砲のほうはそうではありません。

ですが―――

現実の戰鬪とゲームはまるっきし異なるもので、15糎5砲の総投射火力は決して20糎砲に劣るものではありませんでした。

標準的な日本甲巡は二聯裝5基10門を搭載しており、1門あたり毎分4発の発射速度になるので、1分間に40発の砲弾を発射できます。

15糎5砲の5基15門時の1分間の総投射量は75発になります。

1発あたりの威力は20糎砲の方が上ですが、巡洋艦や驅逐艦は堅牢な装甲を施していることは稀であり、その際は1発あたりの威力よりも、たたみかけるように砲弾を連射できる15糎5砲のほうが敵を圧倒することができるわけです。

さらに巡洋艦の砲戦は戰艦のそれと違い、遠距離砲戦よりも近接射撃戦がほとんどになるため、初速のはやさもあいまって、15糎5砲は20糎砲と同等の打撃力を発揮することが可能でした。



壁|'-')ノよいお年を。
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コメント

Re: NO TITLE

> 利根さん(と羽黒さん)の歩んだ道は自分が以前書いたので良かったら見に着てね!!(何様
利根型は改二でめがっさ可愛くなりましたからね、テンションあがりまくりんぐですよ(*´▽`)

勲章8つ必要ですが...orz

NO TITLE

おぉー、凄く詳しく……勉強になります。

利根さん(と羽黒さん)の歩んだ道は自分が以前書いたので良かったら見に着てね!!(何様

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