徒然なる戰藻錄

WoTとWoWSをプレイしているところなのです

【新鯖】ブイン【10鯖】

はおヾ('ヮ'*)ノ

とうとう10番目の鯖の設営がはじまりましたネ。
いやはや……
4箇月前は、ここまで鯖戦線が拡大するなど夢想だにしてませんでしたヨ。

さて、10番目の鯖には《ブイン》の名が冠せられました。

これはショートランドよりも、ある意味有名ですね。

ブイン、とはどこにあるのか?

130908

ソロモン諸島北部、ブーゲンヴィル島の南東部に位置する町です。
対岸にはショートランド島とそれに囲まれたショートランド泊地があり、その沖合には海軍の飛行場もあったバラレ島があります。
海軍の主要基地が集中している、北部ソロモンの要衝です。

ガダルカナ島に飛行場を設営した矢先に、上陸した米海兵隊に奪われたため、日本海軍基地航空部隊は、片道1,000粁を超える、当時のレシプロ単座戰鬪機としては空前の長距離攻撃を強いられることになりました。

そこで、少しでもガダルカナル島に近い位置に飛行場を……ということで目を付けたのが、ブーゲンヴィル島周辺でした。
ちなみに、一時期、ニュージョージア島のムンダ地区に飛行場を設営して、前進基地化を試みましたが、米軍の反応が素早く、連日連夜の激しい空襲で基地機能の維持が困難となり、戦闘機隊が進出することなく飛行場は放棄されました。

ブーゲンヴィル島南東部のブイン、同島北部に位置するブカ島、ショートランド泊地の沖にあるバラレ島にそれぞれ飛行場があり、当初は不時着場程度の機能しかありませんでしたが、ガダルカナルを巡る戦況が緊迫悪化するにつれ、基地の整備拡充がすすめられました。
とくに広大な面積を擁するブインは、ラバウルにくらべて200海里(約370.4粁)も飛行距離が減るため、それだけガダルカナル島のヘンダーソン基地(日本軍のルンガ飛行場)上空での空戦時間を確保することができました。

ブインが本格的な航空隊受け入れ態勢を整えたのは、ガダルカナルの熾烈な航空消耗戦が始まって2箇月近く経った昭和17年の10月でした。

最初の航空隊は、半年前に木更津で編成された戰鬪機隊である第六航空隊の分遣隊で、10月13日に零式艦上戰鬪機15機が送り込まれました。
残念なことに―――
この派遣隊はラバウル出撃直前に、新基尼(ニューギニア)のポート・モレスビーから飛来したボーイングB-17フライング・フォートレスの盲爆によって損害を受けていました。
それでもブインに前進したものの、当のブイン基地の滑走路は連日のスコールで路面状況が悪化しており、基地隊は鉄板を敷き詰めるなどして応急対策を施しました。
しかし、その応急処置も、鉄板が日本軍の持ち込んだもののほか、米濠軍から鹵獲したものなど、規格がバラバラで、しかも一部にしか置いていませんでした。
そのため、着陸した零戰隊はぬかるんだ地面に脚をとられ、鉄板にひっかかり、基地員を巻き添えにして転覆するなど事故が多発。
半数近い7機が事故損失という痛ましい結果になってしまいました。

それでも、翌日には六空の増援隊や第二航空隊の戰鬪機や九九式艦爆なども進出し、ブイン基地はにわかに活気づいていきます。

130908b

さて、ブインがある意味有名、と書いたのは、昭和18年4月18日にある出来事があったからです。

《海軍甲事件》と呼ぶ、山本五十六聯合艦隊司令長官機撃墜事件ですね。

昭和18年4月上旬からはじまった《い號作戰》のため山本GF長官はラバウルにGF司令部幕僚らとともに前進していました。
作戦終了後、山本GF長官は前線視察と各基地の将兵を鼓舞すべく、4月18日0600時、ラバウル基地を離陸しました。

山本長官ら視察団一行は第七〇五航空隊の一式陸上攻撃機2機に分乗。護衛には第二〇四航空隊(昭和17年11月1日に第六航空隊より改名)の森崎武中尉指揮の零戦6機。

一式陸攻2機の乗員、幕僚らの搭乗名簿は以下のとおりです。
※色つきは生存者

▽1番機
主操縦員:小谷立飛行兵曹長
副操縦員:大崎明春飛行兵長
偵察員:田中実上等飛行兵曹
電信員:畑信雄一等飛行兵曹/上野光雄飛行兵長
攻撃員:小林春政飛行兵長
整備員:山田春雄上等整備兵曹

山本五十六聯合艦隊司令長官
福崎昇中佐(副官)
高田六郎軍医少将(軍医長)
樋端久利雄中佐(航空甲参謀)


▽2番機
主操縦員:林浩二等飛行兵曹
副操縦員:藤本文勝飛行兵長
偵察員:谷本博明一等飛行兵曹
電信員:伊藤助一二等飛行兵曹/八記勇二等飛行兵曹
攻撃員:野見山金義飛行兵長
整備員:栗山信之二等整備兵曹

宇垣纏聯合艦隊参謀長
北村元治少将(艦隊主計長)

今中薫中佐(通信参謀)※今井薫という資料有り
室井捨次中佐(航空乙参謀)
友野林治中佐(気象長)※海野林治という資料有り

130908d
一式陸上攻撃機

視察計画では、
0600 ラバウル發
0800 バラレ着
0840 ショートランド着(驅潜艇にて移動)
0945 ショートランド發(驅潜艇にて移動)
1030 バラレ着
1100 バラレ發
1120 ブイン着
1400 ブイン發
1540 ラバウル着
となっていました。

長官機と参謀長機は高度およそ1,300米を飛行。このとき、参謀長機は林二等飛行兵曹の証言によると、無線アンテナの振動がひどいため、ビス止めをしっかりするため機速を落としていたとのこと。
そのため、長官機よりやや遅れて飛行していました。

護衛の戰鬪機隊は中攻(陸上攻撃機のこと)の上空およそ400米の位置に森崎中尉の小隊3機、日高義己上等飛行兵曹の率いる小隊3機にわかれて飛行していました。

ブーゲンヴィル島西岸のタロキナを過ぎてまもない、0735時ごろ、ブインの北西空域で米陸軍航空軍のロッキードP-38ライトニング戰鬪機16機の襲撃を受けました。
※上の地図画像で赤いマークのところ

この戰鬪機隊は山本長官の前線視察に関する暗号を解読して待ち伏せていたもので、山本長官は時間に正確という情報を信じ、長時間の飛行の末に長官機一行と遭遇、これに攻撃を加えてきたのでした。

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ロッキードP-38ライトニング

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攻撃を受けた長官機は、宇垣参謀長の証言によれば、主翼より焔をだしながらも飛行していましたが、突如として黒煙を吹き出し、錐もみ状態になりながらブイン北西の密林地帯に墜落していきました。

参謀長機も攻撃を受け、モイラ岬沖に不時着。
宇垣参謀長、北村主計長、林二等飛行兵曹の3名だけが生還しました。

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山本五十六聯合艦隊司令長官


運営がなにゆえブインを選んだのかはわかりませんが、ブイン鯖が実戦配備になりますのでとりあえずブイン絡みのネタで今回は四方山話をやらせていただきましタ。



壁|'-')ノよいお年を。
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コメント

NO TITLE

ブインは遠いですからネ

ラバウルまでなら……

うん、グアムまでいって、そこからエア・ニューギニーに乗り換えてパプア・ニューギニア独立国の首都ポート・モレスビーへ。
そこで国内線に乗り換えてラバウルへ、というのが最短ですかね

アクセスが悪い反面、昔からの自然などがそのまま残っているから、行けるならいってみたいですねぇ

NO TITLE

これは聖地めぐりが大変だ・・・クルーズできるくらいのお金持ちになりたいです(笑)

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