徒然なる戰藻錄

WoTとWoWSをプレイしているところなのです

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大洗磯前神社

はおヾ('ヮ'*)ノ

年の瀬、すでに世界はお台場は国際展示場のコミケ一色に染まっているわけですが、くろちゃんは南のコミケではなく北の大洗へと逝ってきましタ。

前回のネタに載せた『那珂』ちゃんからみで、大洗の磯前神社に逝ってきたといふわけです。


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階段を登り、境内から振り返ると太平洋が広がっている次第。

早朝0700時の太陽がまぶしかったですが、陽射しのせいかさほど寒さを感じはしませんでしたね。


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神社からすぐ近くの海岸には、もうひとつの鳥居。
黒潮が打ち寄せる岩辺にたつ鳥居の向こう、太平洋上はるかに複数の船舶を見ることができました。
かつてはここから、横須賀から北へ……大湊から南へ……帝國海軍艦艇の姿を望むことができたのでせうね。


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境内の一角にたつ、《軍艦那珂忠魂碑》
神社の北を流れる那珂川が、『那珂』ちゃんこと『川内』型二等巡洋艦3番艦『那珂』の由来ですからね。


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碑のとなりには、在りし日の『那珂』と艦歴を刻んだ石。

艦歴には―――

昭和17年12月8日
爪哇
(ジャワ)島攻略作戰ノ勲功ニ依リ山本五十六聯合艦隊司令長官ヨリ感狀授與サル

さすがですね、感状授与。乗員一同、これはものすごく誇りに思ったことでせう。

そして最期が―――

昭和19年2月17日
トラック島ニ來襲敵機動部隊ト應戰 同島南西海域ニ於テ九時閒ニ及ブ激烈ナル對空戰鬪ノ末 満身創痍砲ハ飛散艦首艦橋切斷海中ニ沒ス
後進交戰 魔ノ紅ノ炎ト化シ遂ニ沈沒 聯合艦隊ノ一翼ノ使命ヲ果シ輝シイ武勲ヲ殘シテ終焉


艦首と艦橋を喪いつつも機関後進をかけ、なおも驕敵撃攘の任を全うしようとした『那珂』とその乗員一同の勇戦敢闘は、歴史認識だとか軍国主義とは別に、後世まで語り継がれるべきものではないかと思います。


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本殿。

左の方にさりげなく……( 0w0)


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ガールズ&パンツァー。
来年は劇場公開もありますからね、ヒット祈願といふわけです。
しかしまぁ……

大洗の町はスゴいな(゜д゜)


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ガルパンのそばに絵馬を飾る場所があり...

ガルパンのキャラだけでなく、『那珂』ちゃんやぜかましちゃんの絵馬もちらほらと...


うん、我がニッポンは今日も平常運転です。
2014年も平常運転。
そして2015年は使徒襲来ですΣ(゜Д゜;≡;゜д゜)



壁|'-')ノよいお年を。
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那珂ちゃんファンクラブ手帳

はおヾ('ヮ'*)ノ

本日発売になった電撃マオウ、その特典といふべきものが...

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我らが艦これのアイドル、『那珂』ちゃん下敷き。
このドヤ顔、愛されるアイドルさんですね(゜д゜)

ちなみにウラ面は―――

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『川内』型三姉妹。
もちろん『那珂』ちゃんはセンター。
一番の見せ場です!!

モロモロの事情(関東大震災で損傷し2番艦から3番艦に……)で末っ子になった『那珂』ちゃん、めげずにセンター陣取るさすがアイドルです( ゜д゜)


さて...
この下敷きだけではなく―――

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『那珂』ちゃんFC手帳もついてくりゅぅ☆ミ

しかもカバーつき( 0w0)


その手帳の中身は...

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心得Σ(゜Д゜;≡;゜д゜)

=那珂ちゃんのファンを辞めるべからず
=那珂ちゃんのために争うことを禁ず
=那珂ちゃんのかわいらしさを多くの人に伝えるべし
=いかなるときも那珂ちゃんを応援し、ファンとしての自覚と誇りを持つべし
=絶対に那珂ちゃんのファンを辞めるべからず


最後にも辞めるなと……( 0w0)

大事なことなので2回載せたんですね、わかりマス。

でも大事なことを忘れていますネ。

那珂ちゃんの解体はよろしいのですかな? かな??( 0w0)

手帳の中身は、2014年度カレンダーwith『川内』型姉妹絡みの海戰の日とか沈没日。

あとは艦娘一覧。

そして...

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地方巡業……遠征ガイドや、主要ライブ会場……海域紹介などなど...

とくに海域紹介での『那珂』ちゃんのコメントをいくつか抜粋しますです。

弾薬狙いでソロ公演を強制された艦娘もいたみたい/1-2・南西諸島沖

空母が多めで(略)2戦だけだし、センター争奪ジャン●ン大会に比べれば全然余裕だよ♪/2-1・カムラン半島

どうしてもって言うなら付き人(応急修理要員)も忘れずにね!/3-1・モーレイ海



これはもう、『那珂』ちゃんファンなら買いですよ買いヾ('ヮ'*)ノ

といふわけで、『那珂』ちゃんのドヤ顔がウザかわいいのでファンをつづけます☆ミ



壁|'-')ノよいお年を。
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雷撃戦術

はおヾ('ヮ'*)ノ

今回は前回カキコできなかった我が日本海軍の雷撃戦術について簡潔にご説明しやうかと思います。

こういった四方山話でネタを稼ぐあたり、辺境随一の過疎っぷりを誇る我がブログならではの特権といえることでせう。

誰も観にこないからこそできるこの技……無形文化財としてひっそりと後世に伝えるべきものですね、ええ、伝えるべきですとも。

さてくだらないご高説はそっちのけで……

雷撃戦術、紹介していくのなのです。


◆雷撃戦術

魚雷は敵艦船の水線下を破壊し、大量の水を一挙に艦船内に流し込むことで沈める兵器です。その威力と効果はなかなかのものですが、音速の数倍のスピードで目標に達する砲弾と違い、その速度は非常にゆっくりです。もちろん、それでも通常の艦船よりは速いですが―――

そのため、発射しても目標に達するまでに時間がかかるので、目標の未来予想位置を算出して発射しなければ命中のしようがないわけです。
さらに発射して着水した際の衝撃による針路のわずかな歪み、目標位置の測的の相違によって、100%外れることも有り得るわけです。

そこで、複数の魚雷を斉射し、投射魚雷の何本かが命中することを狙う公算射法が成立しました。

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公算射法の一種として、上の画像のやうに、敵艦が針路や速度を変えても、発射した魚雷が命中するやうに、射角を変えて散布界というエリアを形成し、命中させます。

重雷装艦の『北上』、『大井』の場合で行ないますと、片舷20本の魚雷の全数発射はおよそ30秒で完了します。
魚雷は相互干渉による誤爆を防ぐため、2秒間隔で射角1度ずつの間隔をあけて投射されます。なお、発射管をまたぐ場合は同時発射も可能です。
雷速38節(時速約70.4粁)に設定した場合ですと、魚雷は35,000米の距離をおよそ31分で駛走します。

※35,000米=戦前の主力戰艦同士の基本的な最大射程

1本目の到達点から約30秒後、およそ14,000米はなれた場所に20本目の魚雷が到達し、敵艦隊を幅広く覆うように魚雷が敵艦隊を襲います。
この14,000米もの範囲が散布界となります。


さて、空気魚雷は雷跡を残すため、敵艦はその白い尾を曳いて迫る魚雷を目視し、回避行動にはいります。そのため、変針して回避することを想定して、異なる方向からも雷撃を行ない、回避しても当たるやうな異方向同時雷撃が考案されました。

とはいえ、魚雷回避のために急回頭など変針を強いることは、敵の行動に制約を与えることになり、味方主力戰艦の砲撃支援というかたちになります。現代戦のやうなハイテクを駆使した長距離捕捉・狙撃ができない戦前のころは、回避行動と対艦砲撃は両立しないため、被害覚悟で直進して敵を叩くか、砲撃の命中率を犠牲にして回避するかの二者択一しかありませんでした。

射程の短い空気魚雷であれば、搭載した驅逐艦や水雷艇(魚雷艇)は敵戰艦に肉薄せねばならず、被害が増大するのを覚悟せねばなりません。
もちろん、敵戰艦が雷撃阻止のため驅逐艦などに砲戦を挑めむことになれば、味方戰艦や巡洋艦に降り注ぐ砲弾の量を減らすという支援効果も期待できました。

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日向の舷側から延びる副砲群 これら副砲は敵雷撃艦の撃退が主任務であった

敵戰艦を魚雷で喰うのであれば、もっとも適したのは夜間でした。
夜間こそ雷撃艦が活躍するシーン、といふのは日本のみならず世界の海軍の常識でもありました。

軍縮条約で主力艦の保有量に制約を課せられた日本海軍は、驅逐艦の夜間雷撃を重視し、驅逐艦の個艦性能や魚雷の性能向上、夜戦技術の練磨に努めました。

対露戦役のころは片手で数える程度の発射管門数も、昭和に入るころには9門へと増強され、驅逐艦の航行速力ものきなみ35節を超えるにまで至りました。
その能力を活かして、夜間に多方向から近接雷撃を実施する夜戦決戦部隊が構想として登場しました。これは主力戰艦同士の砲戦前夜、二等巡洋艦を旗艦とする水雷戦隊が夜襲を仕掛け、1艦でも多く敵戰艦、巡洋艦を撃沈破しやうといふものでした。

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移動目標に魚雷を撃ちこむための基本的な行動は上図のごとくで、目標の針路と速度である的針・的速、自艦の針路と速度である自針・自速、魚雷の速度―――雷速―――といった諸元が必要となります。
この諸元などをもとに、的針、照準線、射線による架空の三角形―――射三角―――を想定し、必要な計算を行なって魚雷を発射します。なお、魚雷投射時に、魚雷が波に叩かれるなどして射線と若干ずれることも計算にいれておきます。このずれのことを屈曲度といいます。


射程の短い空気魚雷を用いることを前提とした夜間肉薄雷撃戦術は、酸素魚雷の登場により変化を見せました。
公算射法にさしたる変化はありませんが、酸素魚雷の長大な駛走距離は、戰艦の最大射程に匹敵する距離からの雷撃を可能としました。
戦前の戰艦同士の砲戦は、おおむね2萬~25,000米から開始されたため、九三式酸素魚雷なら砲戦開始前に雷撃を実施し、敵艦隊を痛打もしくは混乱を惹起させることが可能となりました。
さらに、こちらの被害が大きくなる敵戰艦への肉薄雷撃を強行することもなくなりました。

日本海軍の想定した酸素魚雷を使用する新雷撃戦術は以下のごとくです。

昼間決戦時、一等巡洋艦と重雷装艦は砲戦開始前に、およそ35,000米の距離から魚雷を全力投射します。その発射本数は一等巡洋艦群から75本を2斉射、重雷装艦2艦は各艦40本の合計して230本。
長距離雷撃の命中率はおおむね1割程度と想定されていたため、投射本数のうち20~25本程度が命中すると予想されました。
投射本数に比べて少ないように思えますが、砲戦開始前に20本ちかい魚雷が突如として敵艦隊を襲うとなれば、相当な混乱を引き起こし、戰艦、随伴艦群を複数、撃沈破することが可能でした。

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右舷を指向する高雄の61糎四聯裝魚雷発射管

戰艦が砲戦を開始すると、一等巡洋艦群の砲戦支援のもと、水雷戦隊は突撃を開始。
一等巡洋艦群は敵艦隊との距離1萬米に接近し第二次雷撃を敢行。水雷戦隊は命中精度が高くなる5,000米の近距離雷撃を実施します。
この際、水雷戦隊の驅逐艦群は敵の反撃の砲火により被害が出ることが予想されるため、驅逐艦3~4艦で構成される驅逐隊1つで敵戰艦1艦を撃沈破することを目標とします。

夜戦に続いて昼戰でも敵艦隊への雷撃を実施することとなった水雷戦隊は、所属驅逐艦の雷撃力強化が求められるようになりました。
結果、昭和10年度以降から、『初春』型驅逐艦を皮切りに魚雷の次発装填機能が採用されるようになりました。

従来、魚雷の装填は上甲板上のレールをトロッコのような運搬台車に載せて行なっていましたが、これは手間がかかる作業でした。
『吹雪』型や『暁』型の驅逐艦では、予備魚雷を発射管に装填するのに天井クレーンを用いることで装填作業の迅速化をはかりましたが、実際に用いてみると、高速航行では搬送作業が非常に困難となり、低速航行でないと装填は事実上不可能でした。

『初春』型以降の驅逐艦は運搬台車を廃し、予備魚雷格納筐を発射管の直後に置き、魚雷の推進器部にワイヤーをひっかけて、これを発射管旋回用動力を用いて装填する次発装填装置を搭載しました。

陽炎型驅逐艦の発射管と予備魚雷格納筐
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橙色が魚雷発射管で、右が1番聯管、左が2番聯管。

青の矢印が示すのが、1番聯管用の予備魚雷格納筐。『陽炎』型は4聯裝発射管のため、2本ずつにわけて第一煙突の左右に設置しています。
1番聯管に装填する際は、発射管の発射方向を艦尾に向けないと装填できません。

緑色の矢印が示すのが、2番聯管用の予備魚雷格納筐。1番聯管用と違って4本まとめて格納しています。さらに発射管を艦尾に向けることなく装填が可能です。


酸素魚雷の登場により、水雷戦隊と驅逐艦は艦隊決戦時の漸減作戰用補助兵力の位置から、戰艦砲戦兵力とならぶ決戦兵力へと立ち位置を変化させました。
そのため、日本海軍は酸素魚雷の潜水艦用、航空機投下用を開発するに至ります。このうち、潜水艦用は直径を53.3糎と狭い潜水艦の艦内容量を考慮したかたちとなり、九五式酸素魚雷として採用されました。

航空機用については、洋上艦以上に速い速度で接近し、魚雷投下位置の見極めや諸元計算の困難から長距離雷撃が不可能なため、既存の空気魚雷の信頼性向上に努めることとして生産配備は見送られました。

一方、重雷装艦という雷撃特化の巡洋艦を計画した海軍は、ついには『大和』型戰艦に搭載できる75糎級の特大の酸素魚雷の開発を計画。この計画は中止となりましたが、酸素魚雷の開発は日本海軍の艦隊決戦方針に変化をもたらした反面、その方向性を混乱させる側面をもっていました。


◆戦訓と魚雷改良

長大な射程がウリの九三式酸素魚雷ですが、訓練や机上での想定と違い、実戦ではその長射程の真価を発揮する機会はほとんどありませんでした。
唯一の事例として、潜水艦用魚雷による『伊一九潜』の戦果がある程度。
それ以外では、酸素魚雷がその長射程を活かした戦いは太平洋戦争においてほとんど起きませんでした。

昭和17年2月27日、南方作戰中に生起した米英蘭濠の4箇国艦隊を相手にしたスラバヤ沖海戰では、第一次昼戰で39本、第二次昼戰でじつに98本もの魚雷を発射しましたが、このうち命中したのはたった1本だけでした。
この昼戰時の雷撃距離は最大で25,000米、平均雷撃距離は15,000米程度でした。
夜戦でも16本を発射しましたが、命中はわずか2本だけでした。

この海戰では魚雷の爆発尖―――魚雷の信管のこと―――が鋭敏すぎたため、敵艦のたてる波に叩かれて早発する魚雷が続発したため、遠距離雷撃の有用性に疑問がもたれることはありませんでした。

遠距離雷撃を改める結果となったのは、昭和18年3月26日に発生した北太平洋のアッツ島沖海戰でした。
この海戰で日本艦隊は2萬米の距離から雷撃を実施しましたが命中せず、『阿武隈』に至っては効果は期待出来ないとのちに酷評されるほどのひどい結果でした。

酸素魚雷の高速性能をもってする追尾雷撃についても、その効果はとても期待できるものではなく、日本海軍は戦前に考案した酸素魚雷を用いた各種雷撃戦術の誤りをついに認めざるを得ませんでした。
この追尾雷撃は昭和19年10月25日のサマール島沖海戰で実施されました。
海戰終盤、第一〇戰隊の二等巡洋艦『矢矧』は距離13,000米より7本を、指揮下の驅逐艦『浦風』、『磯風』、『雪風』、『野分』は距離1萬米から合計20本を発射しました。この魚雷は逃走する米艦隊を追尾する形で発射されたため、鈍足の護衛空母と日本重巡の砲撃を回避しつつ反撃の砲戦を挑んでいた護衛の驅逐艦に命中させるには至りませんでした。
ちなみに、第一〇戰隊は敵艦隊の周囲に落下する砲弾の水柱や、重巡の砲撃命中であがる黒煙を魚雷命中と誤認し、空母1隻撃沈を記録しています。

ただし―――
この雷撃は米艦隊に脅威となっており、数本が命中コースに入っていたようでした。
護衛空母USS『カリニン・ヴェイ』CVE-68に魚雷がせまるのを上空にいた味方機が発見。機銃掃射により、わずか90米の至近距離でこれを撃破することに成功し、直撃を阻止することができました。
このほか、USS『セント・ロー』CVE-63も接近する魚雷に砲撃を浴びせて何とか撃沈処分しました。


さて、魚雷は高価な兵器であり、訓練では実戦的な試験はなかなかできませんでした。これは日本海軍のみならず、米英海軍などでも同様です。とくに米海軍の魚雷の爆発尖問題は、昭和18年まで思うように改善が進まないほど深刻なものでした。

九三式酸素魚雷にはもうひとつ、問題がありました。
それはキャヴィテーションに関するもので、真空の泡が引き起こす振動でした。このことは戦前から知られていましたが、この振動が魚雷の爆発尖に悪影響を及ぼしているのではないかと疑われていました。
この振動問題はなかなか解決されず、九三式酸素魚雷が50節の雷速を超えられない障害のもとでした。
その後、伊太利海軍の魚雷形状をもとに弾頭部を半球状から鋭角なものに改良したことで振動問題は解決しました。これは九三式二型として配備されましたが、射程距離8,000米であればじつに60節(時速約111.1粁)という雷速を発揮できました。

遠距離雷撃はついに効果を発揮しませんでしたが、第一次ソロモン海戰、ルンガ沖夜戦などでは酸素魚雷はじつによく働きました。
これは1萬米程度の雷撃距離、ときにはさらに接近した距離から行なわれたものでした。
この程度の距離であれば、酸素魚雷を用いずとも古い九〇式空気魚雷でも戦果に差はなかっただろうといわれており、魚雷の性能よりも、日本海軍将兵の、世界の追随を許さぬ卓越した夜戦能力の結果であると言えます。

海軍は長距離雷撃を諦め、魚雷の高速化と破壊力の増大に重点を置き、三型魚雷では射程距離の低下に目をつぶり、炸薬量を増大させました。

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酸素魚雷の開発成功は日本海軍の決戦方針に混乱を招く形となり、魚雷による決戦はその真価を発揮できずに終戦を迎えることとなりました。
それでも、我が水雷戦隊をはじめとした雷撃部隊は優秀な指揮官と果敢なる乗員将兵らの献身的活躍により、その雷撃戦力は米英から評価されました。

艦これでは潜水艦や『雪風』、重雷装艦以外での魚雷使用は目立ちませんが、実際の我が日本海軍驅逐艦部隊は魚雷を用いて多くの戦果を挙げたので、今後は驅逐艦雷撃力にもうちょっと、ほんのちょっとでもいいからスポットライトを浴びせていただきものであります。



壁|'-')ノよいお年を。
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まだまだ足りなひ

はおヾ('ヮ'*)ノ

いよいよ数日後に迫った大型艦/新型艦建造。

大量の資材を湯水のごとく浪費させる恐るべきシステムなわけですが...

くろちゃんとしても、『大鳳』、ぜひ建造実装してほしい『三隈』、『矢矧』、『長波』のために資材の蓄積に余念がない処。

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現状、どうにか燃料は100k超えをなしえたものの、ほかの資材がまだまだジョジョの口。
戰艦、大型空母の運用を演習程度に留め、通常海域への進撃でも出撃艦のメインを巡洋艦、驅逐艦にするなどして節制に努めていますが...

なかなか貯まらないものでありマス。

実装当日はメンテが長引くことも視野に入れて、長時間遠征を実施するなど、実装へ向けてまだまだ追い込みかけていく次第。

あとはレシピがどうなることやら……(・ω・)



壁|'-')ノよいお年を。
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潜水艦を使うと稀によくあること

はおヾ('ヮ'*)ノ

来るべき大型艦/新型艦建造に向けて鋭意、資材蓄積中です。
そのための一環として、東部オリョール海に潜水艦隊を派遣しているわけですが―――

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潜水艦の雷撃で一番歓迎すべきは、上の画像のやうにこちらの潜水艦の雷撃が個別に向かい、最大で敵4艦を狙撃すること。
戰艦や正規大型空母、T字不利でもない限り、たいていの敵洋上艦はこれでほぼ撃沈確実。
潜水艦娘の真骨頂ですね、ええ(o^-')b


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ありがちなのが、潜水艦娘が連携して敵2艦を攻撃すること。
なんとゆーか...

「はい、仲のいいヒト同士でペアをつくってー」とかゆー、一部の方々のトラウマをえぐるが如しペアを組んでの雷撃。

たまに1艦、3艦と二手に分かれるときもあるけど...

それはそれでぼっち風味なので、一部の艦これ職人の方々にとっては、「あれ? 目から汗が……」状態になることこれしきり( つДT)


まぁ、この程度なら艦これ職人の精神を撃沈する程度の些細な被害で済みますが...

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このやうに敵1艦に潜水艦娘全4艦の魚雷がうずうずしながらぶっ刺さるのはいただけないことこれしきり。

なにが悲しくてどーでもいーよーな敵艦をフルボッコせねばならないのか...

この点について、潜水艦雷撃戦術をみっちりと手取り足取り腰取り閨の交わり的に一晩かけてじっくりねっぷり教えてあげなければなりませんね。ええ、なりませんとも(・ω・)


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そんなことを考えていたら、『伊一六八潜』がドロップ。
『伊一六八潜』がLv99になったら、予備艦として2艦目のこのコをオリョール方面にまわしてもいいかなと思える次第。

新しい潜水艦娘はいつくるのだろー(・ω・)

そして来週の大型艦建造...
『三隈』、『長波』、『矢矧』も新型艦建造で可能になってくれるとうれしいことしきり。



壁|'-')ノよいお年を。
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酸素魚雷with雷撃戦

はおヾ('ヮ'*)ノ

寒さ厳しい師走の候、いかがおすごしのことでせう。
さてさて幸手市、今回は日本海軍の至宝のひとつである酸素魚雷と雷撃戦の四方山話。

本当は前回の重雷装艦のときに一緒にやっちゃふ予定でしたが、ふたつ一緒にやっちゃふとそこはかとなく長くなりそうな予感伊予柑E~予感だったので、断腸の思ひでふたつにわけた次第。
決して忘れていたわけではないのであしからず...

今回は魚雷について...


◆魚雷の登場と進化
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戦前、対艦攻撃においてもっとも効果的な手段は、海面下の艦腹を破って浸水により敵艦を沈める魚雷がもっとも効果的な手段でした。
魚雷に関するテクノロジーと研究は18世紀ごろからはじめられていましたが、なかなか思うような兵器は完成しませんでした。

1868年、ロバート・ホワイトヘッドが水面下を駛走して吃水線下で爆裂する水中兵器の開発に成功。これをシビレエイを意味するトーピードと名付けました。
これが世界初の魚雷兵器で、日本海軍はこの水中兵器を魚形水雷と呼び、それを縮めた魚雷という名称を用いました。

ホワイトヘッド式魚雷は高圧空気を利用して11節(時速約20.4粁)の速度で610米を進むことができました。
戦時中の魚雷に比べると低性能ですが、このホワイトヘッド式魚雷は水圧を感知して作動する深度保持装置、スクリューのトルクを打ち消すことで直進性を保つ二重反転ギアを装備するなど画期的なもので、その性能の低さにもかかわらず、多くの海軍がこぞって採用した兵器でした。

ホワイトヘッド式魚雷
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魚雷はその後も改良がすすめられました。
発射前に調整することで斜進機構という発射後に針路を変えるシステムが組み込まれ、これによって複数の魚雷を扇形に発射することができ、より高い命中率を得られるようになりました。

雷速と呼ぶ魚雷の速度も向上が進み、1891年には最大雷速33節(時速約61.1粁)を達成し、当時の多くの水上艦船よりもはやい速度で海中を突き進むことが可能となりました。ただし、その高速と引き換えに射程はわずか360米でした。

その後、圧搾空気を暖めた状態で使用することで効率が上昇することが判明し、1901年、加熱装置を搭載した魚雷が登場しました。熱走式と呼ばれる魚雷で、加熱装置を持たない魚雷は冷走式として区別されました。

空気を加熱するにしても、内燃機関を内蔵したほうが魚雷の性能をさらに高めることができるとして、内燃機関搭載型魚雷が完成しました。この魚雷の登場により、兵器システムとしての魚雷はほぼ完成形に達しました。
なお、内燃機関内蔵魚雷にもいままで通り圧殺空気が充填されました。しかし、その用途は膨張エネルギーを動力源とするものから、燃料を燃焼させるための酸化剤へと変化しました。

日本海軍は明治44年(1911年)、湿式加熱式の四四式魚雷を採用しました。ここでいう湿式といふのは、内燃機関を冷却するための水のことです。
この四四式魚雷は埼玉県深谷市新戒200にある東雲寺にいまなお現存しています。

四四式魚雷
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大きな地図で見る

水中兵器である魚雷は1891年、南米智利(チリ)で起きた内戦で『アルミランテ・コクレーン』級装甲艦『ブランコ・エンカラダ』を雷撃して撃沈し世界初の魚雷による軍艦撃沈戦果を挙げたのを皮切りに、日本海軍が対清戦役で『定遠』、対露戦役で『ナヴァリン』を撃沈するなど、海軍兵器としての地歩を着々と固めていきました。

英吉利(イギリス)は魚雷を主武装とした沿岸用の小型の水雷艇にかわる外洋雷撃艦として、驅逐艦の新規開発を進めました。
魚雷を主武装とする水雷艇を撃滅(デストロイ)することが任務であった驅逐艦(デストロイヤー)に魚雷兵裝を載せることで、波高い外洋でも敵主力艦やその随伴艦を雷撃できるようになりました。

20世紀にはいり、戰艦や巡洋艦の主力艦同士の砲戦距離が次第に遠距離化していきました。同時に、水上艦艇の平均速力も向上していき、従来のままでは魚雷がその真価を発揮することが困難となっていきました。
そのため、魚雷に関してもより遠くへ(長射程化)、より速く(高速化)届く高性能化が求められるようになりました。

その回答の一つが、酸素魚雷でした。


◆酸素魚雷

魚雷の性能向上には、内燃機関の燃焼効率を高めるのが一番で、そのためには魚雷の空気タンク内における酸素濃度を高める必要がありました。その研究が列強各国でスタートしました。
とはいえ、純粋酸素は取り扱いが難しく、油性分などと簡単に反応して爆発的燃焼を引き起こすため、その研究開発はどの国でも難航しました。

昭和3年(1928年)、日本海軍は英海軍が酸素魚雷の開発に成功といふ情報を入手し、対米英戦備に影響を及ぼすと判断し、酸素魚雷の開発に本腰を入れるようになりました。

ただ―――
英海軍が開発したといふ酸素魚雷なるものは、酸素と空気を混用した62糎級魚雷で、純粋な酸素魚雷といえるシロモノではありませんでした。

特殊魚雷Bといふ名称で、空気と酸素を混用させた魚雷を開発し、試験を実施。結果は、雷速38節(時速約70.4粁)で駛走距離は2萬米に達しました。
この性能は当時の日本海軍の主力魚雷であった八年式魚雷を大きく上回るもので、酸素魚雷が劇的な性能向上につながることが明白となりました。

昭和6年、艦政本部は特殊魚雷Bの完成を待たずして、雷速50節(時速約92.6粁)、射距離2萬米の純酸素魚雷の開発を指示。
しかし、純酸素魚雷は取り扱いが難しく、通常運用での危険性も高いことから、用兵側から反対意見が続出しました。
それでも開発は強行され、試製魚雷Aと称された純酸素魚雷は昭和8年、発射実験に成功し、仮称九三式魚雷としてその姿を現しました。

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昭和17年11月 ルンガ沖夜戦で酸素魚雷により艦首を破壊された米重巡

昭和10年(1935年/皇紀2593年)、仮称九三式魚雷は正式に九三式魚雷として海軍に採用されました。
試験中に爆発事故を起こすなどしましたが、以後、大きな事故もなく、昭和13年には実施部隊への本格配備が始まりました。

九三式酸素魚雷の際立った点をいくつかご紹介しませう。

▼雷速
九三式酸素魚雷は発射前の調整で以下の三段階の雷速/射距離が設定できました。

第一雷速/48節(時速約88.9粁)/2萬米
第二雷速/40節(時速約74.1粁)/32,000米
第三雷速/36節(時速約66.7粁)/4萬米

米英など列国の魚雷が射程5,000米前後、雷速45節前後なのと比べると、九三式酸素魚雷がいかに卓越した速力と射距離を誇っているかがわかります。

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ちなみに、九三式酸素魚雷の配備前まで日本海軍の主力魚雷であった九〇式空気魚雷は、雷速46節(射距離7,000米)か雷速35節(射距離15,000米)の二段階の設定しかできませんでした。

とはいえ、速力の面で言えば、列強でも高速魚雷の開発が進んでおり、酸素魚雷の優位はさほどのものではありませんでした。
実際、伊太利(イタリア)は雷速50節(時速約92.6粁)の空気魚雷を開発していました。ただし、射距離は4,000米です。


▼射距離
前述しましたが、主力艦同士の砲戦距離の延伸により、魚雷の射距離も長射程化が望まれていました。
九三式酸素魚雷がこれほどの長射程を実現できた要因のひとつが、内燃機関冷却水の海水利用でした。

九三式酸素魚雷断面図
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※画像クリックで大きめのサイズで見れます。

四四式魚雷のところで見れましたが、冷却水タンクを魚雷は内蔵していました。
九三式魚雷はこの冷却水タンクを廃し、魚雷の周囲にふんだんに存在する海水を取り入れることで機関を冷却しました。
冷却水タンクを撤去したことで、その余剰スペース分を酸素と燃料の増加部分にあてて射距離の向上につなげたのです。

一方、従来までの空気魚雷を用いらざるを得ない列強海軍ですが、雷速を落とすことで射距離を延ばし、長射程を実現させました。

雷速30節(時速約55.6粁)にまで落とせば、空気魚雷でも2萬米程度の射距離は確保できました。

とはいえ、射距離の短さはそのままデメリットにはなりません。

射程が短いために驅逐艦などは敵に肉薄することとなり、却って高い雷速によって回避が困難な近接雷撃戦を仕掛ける結果となりました。このため、命中率は意外にも高く、射距離の短さを補うための勇猛果敢なる突撃によって多くの敵艦を沈める戦果を挙げることとなりました。


▼破壊力
九三式酸素魚雷はその直径が61糎と、諸外国の53.3糎にくらべて太く、その分多量の炸薬を詰め破壊力を増大させていました。
魚雷の巨大化の背景には、戰艦の水雷防禦装甲の堅牢化があり、53糎魚雷では貫通力不足、威力不足が指摘されるようになったからです。
とりわけ、米海軍の対水雷防禦である多層防禦方式は水中爆発に対し有効で、日本海軍の水雷戦隊にとって脅威となっていました。

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水雷防禦が強化された米海軍テネシー級戰艦
本級以降の米戰艦の水雷防禦は日本海軍にとって脅威となった


米海軍の『テネシー』級戰艦以降の米戰艦の水雷防禦は、水線下に奥行5.3米ほど、厚さ16~19粍の隔壁6枚で区切られた4層構造で、内側の空気層ひとつと、液体で満たした3層で防禦する仕組みでした。


▼隠密性
酸素魚雷の最大の特徴が、雷跡を曳かない―――いわゆる無航跡魚雷になるといふものです。
この雷跡は、魚雷の内燃機関から燃焼されずに排出される窒素などの気体、冷却排水が泡となって残るために形成されます。夜間にはこれに夜光虫が群がることで、暗夜の海面にくっきりと雷跡が浮かび上がることにもなります。

こういった雷跡は演出的な面で言えば見栄えがいいため、映画やゲームなどではしっかりと表現されますが、いざ戦場ではこのやうな雷跡が現れれば、敵に魚雷の接近を知らせるようなものです。

酸素魚雷では燃焼に用いられる酸素ばかりのため、窒素の量が少ないので航跡ができにくいという利点がありました。

この隠密性の高さゆえに、日本海軍の魚雷は米英海軍から恐怖と畏敬の念を以て敬われ、恐れられてきたのです。

以前、スリガオ海峡海戰について四方山話で載せましたが―――
米戰艦部隊は『最上』の発射した魚雷を指揮下の驅逐艦隊が発見したことから、日本軍の組織的な雷撃戦が行なわれて戰艦群が撃破されることを恐れ、戰艦部隊に戦線離脱を命じる事態に至っています。

賛否両論はありますが、これほどまでに―――
日本海軍の酸素魚雷は恐れられていたのです。


▼危険性
しかし、酸素魚雷はいいことづくめではありません。
純粋酸素は爆発しやすく、取り扱いが非常に困難でした。

空気魚雷を使っていたころから、魚雷を運ぶ際は魚雷内部に空気は充填せず、戰鬪開始前に艦上で空気圧縮機を用いて魚雷に空気を充填していました。
酸素魚雷になってからは、酸素発生機で酸素を造り、圧縮機で魚雷の酸素ボンベに充填していました。高圧酸素ボンベと化した危険物を抱えて外洋をひたはしるよりかは安全ですが、それでも危険な純粋酸素をただでさえ狭い驅逐艦上で扱わねばならず、その運用は常に危険と隣り合わせでした。

それでも―――

精鋭なる我が水雷科員は極致にまで鍛え上げたその錬度でもって、よく困難な任務を全うしたのでした。


酸素魚雷の開発成功は、ワシントン/ロンドン両軍縮条約で米英に対し数的劣勢を強いられたゆえの苦肉の策であり、いざ開戦!! となるまではその存在は秘匿されねばなりませんでした。

海軍は酸素という表現すら控え、第二空気といふ秘匿名称を用いたばかりか、酸素発生機を製造していた日本酸素株式会社を日本理化学工業株式会社(現:太陽日酸株式会社)に改名までさせました。


次回は雷撃戦についてご紹介しやうかと思いマス。


壁|'-')ノよいお年を。
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重雷装艦

はおヾ('ヮ'*)ノ

久しぶりの四方山話。

最近は艦これブームの影響で旧海軍関係書籍の売れ行きもいいみたいですし、わからないことは即時wiki、という風潮ですから、四方山話を載せても、「ふふ、知ってるんだぜ?」とか、「やだ……いまさらそんなこと……おっそーい☆ミ」とか言われそうでこわいことしきり。

書籍には対抗しきれないですが、wikiに載っていないことをここで紹介できたらいいなといふことで、今回は艦これ界のハイパー・アタッカーこと重雷装艦と雷撃戦にスポットライトを当ててみやうかと思いマス。

◆二等巡洋艦 大井/北上 改め重雷装艦
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重雷装艦、すなわち魚雷戦裝備をしこたま詰め込んだ雷撃特化の艦ですね。
この種の艦は日本海軍のみが保有していましたが、これにはワケがあります。

本来、日本海軍は艦隊決戦における決戦兵力を戰艦とみなしていました。これは日本のみならず、当時の列強海軍―――米英獨仏伊―――でも同じでした。
しかし、日本は華盛頓(ワシントン)軍縮条約で主力戰艦の保有量に制限を課せられてしまいました。対米6割という保有量ですね。
米海軍は太平洋、大西洋と国土の東西に艦隊を配備しなければならないものの、日本海軍にとって6割の保有量では米太平洋艦隊と雌雄を決するにはいささか不安と不満が残るものでした。

戰艦戦力の数的劣勢をいかにして補強するか―――
それが条約締結後の日本海軍の最大のテーマとなりました。
それに対する回答として……

本ブログの四方山話でも取り上げましたが、航空母艦戦力の整備による事前航空攻撃、高性能の艦隊型驅逐艦の増産による夜戦決戦、長距離航洋潜水艦の整備や新型兵器の開発……などでした。

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対米戦に備えて訓練中の第20驅逐隊 狭霧・朝霧・天霧

高速飛翔・高性能炸薬内蔵のミサイルなど影も形もなかった戦前、洋上艦を撃沈破するのにもっとも適した兵器は魚形水雷こと魚雷でした。
しかし、魚雷は重く大きいため多数を搭載できず、砲弾にくらべて移動速度も遅いため、敵は容易に雷撃を躱すことができました。

列強主要海軍の保有魚雷性能比較
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なお、射距離は雷速を増減することで伸縮可能。


魚雷の推進システムは空気もしくは電気推進が主でしたが、日本海軍は動力源に純粋酸素を用いる酸素魚雷を開発しました。
これについては後述しますが、昭和10年(1935年)に九三式(酸素)魚雷として採用されたこの魚雷は、当時の魚雷として空前の性能を秘めたものでした。
最大雷速は48節(時速約88.9粁)に達し、雷速を36節(時速約66.7粁)におさえれば、その最大射距離はじつに4萬米に達しました。
この魚雷を潜水艦用に直径を53糎としたのが九五式酸素魚雷で、艦これでは艦首魚雷として登場しています。

酸素を燃焼し、水に溶けやすい炭酸瓦斯を排出するため、映画や艦これでの雷撃戦でもおなじみの白い航跡が生じないため、雷撃を敵に悟られて回避されることもなくなります。

この酸素魚雷をもってすれば、戰艦同士の砲戦距離以遠から、未来予想位置めがけて超長距離雷撃をしかけて敵戰艦を撃沈破するのも夢ではなくなりました。
なにしろ、従来の魚雷戦は、闇夜に乗じて高速を利して敵戰艦に肉薄、決死の雷撃を仕掛けるのが基本雷撃戦術でしたから……

九三式酸素魚雷の実戦配備により、驅逐艦主体の水雷戦隊による夜間雷撃急襲にくわえ、巡洋艦による昼間雷撃といふ戦術が登場しました。
戰艦同士の砲撃戦が始まる前に先制超長距離雷撃をしかけて敵主力艦隊に混乱を惹起せしめ、艦隊決戦を有利に導こうといふわけです。

この戦術は昭和11年ごろから海軍部内で検討され、重雷装艦の整備による昼間長距離雷撃隊の編制が検討されました。
当初、昼間雷撃は一等巡洋艦に委ねる方針でしたが、戰艦に次ぐ砲戦力を誇るこの種の艦から砲熕兵裝を下ろして雷撃特化にするのは総合戦力的によろしくなく、かといって既存の雷装だけでは十分な投射魚雷本数を確保できませんでした。

そこで海軍が目を付けたのが、当時、旧式化の一途をたどっていた《5,500噸型二等巡洋艦》でした。
水雷戦隊の旗艦用として設計・建造された5,500噸型の3型式14艦は、指揮すべき驅逐艦の高性能化に追躡できず、昭和10年代のはじめ頃には次世代型水雷戦隊旗艦用巡洋艦の建造計画の検討も始まったこともあり、ちかい将来、この旧式巡洋艦がダブつくことが予想されました。

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5,500噸型 球磨型巡洋艦 木曾
これら5,500噸型は昭和10年代初頭には性能面の不足が目立つようになった


これら14艦のうち、『球磨』型の3艦―――『北上』、『大井』、『木曾』―――を重雷装艦へ改装することが決定しました。
昭和12年度の出師準備計画で具体的にまとめられ、平時に改装準備を整え、出師準備が発せられたら改装工事に着手することとされました。
※出師準備:戦時態勢へ移行すること。旧日本海軍用語のひとつ。

改装計画では高角砲、既存の魚雷発射管を撤去し、砲熕兵裝として14糎単裝砲を前部に4基だけ残し、九二式四聯裝61糎酸素魚雷発射管を片舷5基20線、両舷で10基40線を搭載することとされました。
驅逐艦の標準装備となりつつあった次発装填装置や予備の魚雷は搭載しません。
搭載魚雷40本を先制雷撃で一挙に解き放つことが重雷装艦の役目であり、その瞬間にもてるすべての力を発揮することが求められた、まさに雷撃特化の艦でした。

日米関係が緊迫化しつつあった昭和16年(1941年)1月に、『北上』、『大井』が重雷装艦への改装工事に着手。9月に『大井』、12月に『北上』がそれぞれ工事を完了して聯合艦隊に復帰します。
重雷装艦となった2艦はその役割、外観などが厳重に秘匿され、重雷装艦という艦種も設定されないため、従来通りの二等巡洋艦として類別されました。
残る『木曾』は改装工事は行なわれませんでした。

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重雷装艦時の艦上兵裝配置

しかし―――
太平洋戦争の情況は、戦前に海軍が想定していた主力戰艦同士の砲撃戦は発生せず、決戦補助戦力であった航空母艦と航空機が主流となっていきました。
大艦隊同士の一大砲雷戦は鳴りを潜め、お互いの艦隊を艦隊乗員が視野に入れない遠距離空母航空攻撃戦がはばおきかし、重雷装艦がその真価を発揮する機会はついに得られませんでした。

ついには発射管をおろして輸送積載量を確保した高速輸送艦扱いとなり、雷撃力が発揮できそうな状況であったソロモン戦線に重雷装艦ではないかたちで派遣されるハメになってしまいました。

昭和18年にはいり、もはや重雷装艦の出番は完全に喪われ、『北上』と『大井』は本格的に高速輸送艦へ改造されることとなりました。
昭和19年7月に『大井』が南支那海で戰没し、のこる『北上』は翌8月、非道なる戦術兵器、人間魚雷《回天》の輸送・運用母艦に改造されました。

回転母艦 北上
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北上艦上の回天
写真奥の艦尾方向へ移動して海中に進水する


改造は完了したころには、内地の燃料事情は極度に悪化しており、運用や輸送に出動できる状況ではなくなっていました。
そのまま『北上』は終戦を迎え、5,500噸型14艦で唯一の残存艦となりました。

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艦尾スロープより海中に進水する回天

戦後―――
『北上』と『大井』は重雷装艦に改造せず、そのまま高速輸送艦に改造した方が有益であった、という批判的意見が出るようになりました。
もちろん、そんなのは後知恵によるもので、当時の日本海軍が置かれた状況から雷撃艦の運用が不可能になる戦況を予測することは非常に困難でした。

太平洋戦争のありさまが戰艦中心から航空中心に移行してしまい、日本海軍がそれに柔軟かつ迅速に対応できなかったのは確かですが、だからといって従来通りの艦隊戦が起きないという保証はなく、重雷装艦にも戦況に寄与できる場面があると予想は可能でした。
ようはいかに適切な戦場に、適切な時期に、適切な戦力を投影できるかなのです。

軍縮条約で戦力に制限を課せられたなかで新兵器である酸素魚雷を開発し、それを効果的に運用できる艦種を整備することは間違いではなく、重要なのはそれら戦力を効果的に運用できるよう海軍上層部がしっかりと戦争指導することです。
ただ―――
科学技術の発展とそれによって生じるであろう将来の戦場の在り方、兵器体系を予測して戦備を整えるのは非常に難しく、『北上』、『大井』の重雷装艦は将来戦に備えることがいかに厳しいかを教えているのではないでせうか。



壁|'-')ノよいお年を。
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攻撃こそ最大の防禦

はおヾ('ヮ'*)ノ

いまをときめく『木曾』の育成にとりかかっているところではありますが...

くろちゃんは基本、性能よりも艦娘の見た目、外見、声、科白を重視して主力艦娘を選択している次第。
そのため、『木曾』はいままで予備役編入だったんですネ。

『天龍』や『摩耶』などはみなさん、熱烈なまでに育成していることでせうが、くろちゃんはこの2艦もまったく育てておらず...

男勝りな口調は好みじゃないですが、『木曾』改二は外見はなかなかのものがあるので、とりあえず現在、優先的に育成している次第。

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リランカ戦での編制。乙巡の育成がしやすいのがいいですネ。
たまに驅逐艦を2艦いれて、真西に向かってorzってなることもありますが...

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はい、安定の真南進撃。
これでフラッグシップ戰艦がおでましになったら……もうこの一戦を終えたら引き返さざるをえませんナ。

運がすこぶるイイとこういった真南進撃をしでかしてくれるからリランカ戦線は侮れません。

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対潜裝備は2つだけにとどめ、このやうに対艦裝備もつけておくので、真南進撃でも安心です。
真南進撃では、単横陣で防禦を固めて損害を抑えるやり方があるやもしれませぬが、くろちゃんはそのやうな消極的戦術は推奨しません。

殺るからには積極果敢なる攻撃精神を発露して、攻撃こそ最大の防禦といふ我が軍伝統の基本原則に従うべきです。
よって真南進撃でも選ぶ陣形は単縦陣それあるのみ。

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敵潜水艦を確実に殲滅するため、2回攻撃が可能な戰艦をくわえているのですが、戰艦は真南進撃時や、敵潜に洋上艦が附随している際の
火力支援にも使用。

『比叡』さんの自慢の主砲に敵の空母はイチコロですよ。

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幸い、敵に戰艦がいないのでA判定で無事に突破。

さぁお次は対潜戦です。

真南進撃でも、こうやってさしたる被害を受けずに突破できれば、その分、経験値が確保できるのがうれしいところ。『木曾』のMVPは厳しいですがね。

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やっとこさ本命の対潜戦開始。

とはいえ、気は抜けませぬ。

敵潜の先制雷撃で味方艦が大中破する危険がなきにしもあらず。
そうなったらそうなったで、とりあえず諦めて残る艦で敵を撃滅するだけです。

T字不利回避のための彩雲積み空母がやられるならまだいいんですけどネ。
大破しなければ...

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さすがは我らが『阿武隈』嬢。
敵の雷撃を一身に浴びたるその御姿はどじっ娘以外の何物でもなし。

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洋上艦2を含む敵潜水艦隊。
対洋上艦用火力の低下する単横陣だけど、T字有利で多少なりとも情況は我が方有利。

対水上艦作戰用の『比叡』と『古鷹』が迅速に敵洋上艦を沈めれば、あとの潜水艦はじっくり嬲れますのでね、まずはとにかく敵洋上艦です。

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対潜裝備は三式セットのためか、裝備2つであっさりと潜水艦撃沈。

いずれ―――

潜水艦姫とかそんなのもでてくるんでせうね……

そのときには、夜戦でも敵潜を撃破できる戦術、兵器体系が登場しているといいですね。

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無事、ここでの戰鬪で『木曾』MVP。
だけどこの次の潜水艦戦では残念ながらほかの艦娘にとられてしまいました。

なにはともあれ、演習、リランカ戦、2-3周回、2-4詣でで、『木曾』を次期イヴェントまでに改二にしておきたいところですネ。

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さて、今回の戰鬪は初戦で真南に進撃し、敵潜の雷撃で『阿武隈』も吹き飛んだわけで、このやうなまでの被害情況。

修理に数時間かかるんですが...

高速修理は温存しておきたいと思ふ艦これ職人も多いと思いますが...

気にせず使いませうヾ('ヮ'*)ノ

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くろちゃんの高速修理は2100箇以上。
ちょっとやそっとの消費もなんともないですゾ。



壁|'-')ノよいお年を。
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横須賀逝って買ってきたのです

はおヾ('ヮ'*)ノ

ファミマ本が横須賀の汐入店で先行発売となったので、さっそく14日深夜、首都高~横横道路をドライブがてら走って買ってきました。

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およそ100ページで、深海棲艦隊の紹介を兼ねながらの各マップ。

深海棲艦やイヴェントBossなどをすべて出していますが、搭載武裝に関するものや深海棲艦はいったいどういったものなのかについては不明。

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中盤以降は艦娘の基本データ。

艦娘のデータは11月の秋季イヴェントまでの登場艦を網羅していますネ。

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この本のほかになにかあればいいかな~と思っていたら...

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『陸奥』とでちのペナントがあったので買ってきました。

ともに横須賀海軍工廠謹製の艦ですからね。でもなにゆえこの2艦が……
横須賀謹製の艦であれば『比叡』、『鈴谷』、『高雄』、『天龍』、『能代』、『飛龍』、『翔鶴』とかあるんですけどねぇ...

ファミマ担当のシュミか?



壁|'-')ノよいお年を。
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壽作戰 大井戦列復帰

はおヾ('ヮ'*)ノ

先月の秋季イヴェントで轟沈した『大井』の第2號艦の捜索を壽作戰にて遂行中です。
『大井』は金背景故になかなかでてこない存在。とはいえ、出る海域はそれなりにあるわけですネ。

妹提督にさらりと尋ねてみると―――

「『大井』? ああ、2-3とか2-4でもう5~6隻でてるから、そこいけばいいんじゃないかな?」
5~6隻って……(・ω・)

まぁそのドロップ運はさておくとして...

2-3か2-4か...

おそらくBossドロップがよろしいだろうと思う次第。
そうなれば、燃弾節減の観点からも、ここは2-3がよさげ。
資材ポイントで多少なりとも消費を削減できるのもなお良し。

といふわけで―――

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2-3に艦隊を送り込んだ次第。

資材蓄積のため、戰艦を伴わない構成。
大型艦は『瑞鶴』1艦のみで、あとは巡洋艦と驅逐艦。

まぁ、そんなにてごわい相手は出ないし、彩雲もあるからT字不利で長期戦になることもないでせう。

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我が艦隊の一等巡洋艦は基本、夜戦連撃仕様で統一。
100/110/260/250のレシピで量産できたおかげで、15糎5副砲には困っていないのがうれしい限り。
残りは対空裝備と電探。

ただ、これだと昼戦火力に不足を感じることもあるので、敵の攻勢次第では20糎砲3基+電探もしくは20糎4基といったように変更はしますけどね。

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二等巡洋艦は、条約制限下を想定して15糎砲を上限に変更。まぁ、国連脱退で条約も何もないので気にする必要はないんですがね。

とりあえず、我が聯合艦隊の乙巡は全艦に15糎5副砲を配備。これが主武装。
準主力武裝は15糎5主砲もしくは『阿賀野』型の15糎聯裝砲。
これに電探裝備。

魚雷は雷撃艦以外ではほぼ未搭載。
乙巡は砲戦による対艦戰鬪と対潜戰鬪を視野に入れた構成なので、雷撃力は外しました。
まぁ、戦況次第では雷撃力復活もありますが……


さて―――

そんな戦力組成で攻め込んだ次第ですが...

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敵空母機の攻撃を相次いで躱しきった『ヴェールヌイ』も、戰艦の狙撃は無理だった模様。
直撃弾で大破。

愛艦娘をやられてそのまま引き下がったとあっては帝國海軍の名折れ。
雷撃戦で―――

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空母を沈めました(・ω・)戰艦狙エヨ

まぁ、このあと夜戦で『木曾』が戰艦を沈めましたけどね。

なにはともあれ...

『ヴェールヌイ』大破でも、ここは2-3Bossなのでこれ以上の進撃はなし。

残るはドロップですが...

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はい、きっちり『大井』ドロップしました。

ようやく...

『北上』に相方を戻すことができました。

これで...

これで...

『北上』さんの蔑むような視線から解放されます( つДT)



壁|'-')ノよいお年を。
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ある雷巡の物語

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わたしが大井っちと出逢ったのは、横須賀は田浦の水雷学校だった。
なんでわたしが学校にいたのかというと、辞令で重雷装艦になれって言われたから。
重雷装艦、つまり魚雷をしこたま積んだフネってことよね。
魚雷イコール水雷学校。
てなわけで、わたしはその日、水雷学校を訪れて、新設なった重雷装艦講義の受講手続きをしにきたのだ。

とはいえ、水雷学校を卒業してけっこうな月日が経っているので、部屋とか部署とかイロイロ変わってしまっていて、見事なまでに校内で迷ってしまったのよね。

それで校内の中庭をうろついていたら、見覚えのあるようなないような……そんな艦娘を見かけた。
見た感じ、学校の教員には思えない。道を尋ねても鉄拳制裁が来ることはないだろう。
「あの~」
「はい?」

ああ、同型艦の誰かだった気がする、このコ。
球磨型の誰だったけかなぁ...んー、思い出せん。
まぁいいや。

「新設講義の手続きに来たんだけど、場所が分からなくって……よかったら教えてくれないかな」
「いいですよ」
「やった♪ ありがとね☆ミ」

赤煉瓦の倉庫区画へ歩きながら、彼女がちらっと窺うように話しかけてきた。
「重雷装艦になられるんですか?」
「ん、そう。辞令がきちゃったのよね、重雷になれ~って」

彼女の名前が思い出せないまま、わたしも聞いてみた。
「あなたも重雷装艦に?」
「ええ。提督ってば、いまさら学校通いさせるなんて……ふふ、沈めてやろうかしら……

なんか我が国の安全保障にかかわるようなブッソ→な発言があったような気がするけど...
まぁいいや、アノ提督だし。

「重雷装艦になったらあの重~い魚雷をしこたま積むハメになるかと思うと……気が重いわぁ」
「ふふ、でもいずれ、わたしたちが艦隊戦の要になるかもしれませんよ。重雷装艦、がんばってみましょう」

船越の海が見える一角に、その建物はあった。
新設の講義棟。
玄関よこの看板には墨痕鮮やかに、重雷装講義受講生受付とある。
「つきました」
「こっちのほうだったか~。ん、道は覚えたよ」
「講義は明後日からです。今日と明日のうちに買い出しなど済ませた方がいいですね」
「そうするよ」

彼女が踵を返したので、あわてて呼び止めた。
「あ、わたしは……」
「知っていますよ」
わたしの言葉を遮って、彼女はやわらかく微笑んだ。
「北上さん、ですね。球磨型の3番艦ですから、わたしのひとつ上のお姉さんですね」
「やっぱ同型かぁ。見覚えあるわけだ」
「ふふ。わたしは球磨型4番艦、大井です。これからよろしくお願いしますね」

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そして、わたしたちは第10戰隊にそろって編入された。てゆーかこの戰隊そのものが重雷装艦のためだけに編制されたみたい。
少ししてから、驅逐艦娘たちの話を小耳にはさんだので聞いてみた。
第一號秘書艦の電とともに、聯合艦隊最古参の艦娘だっていうんだよね、大井っちは。
「大井っちって電と一緒だったんだ」
「はい。ジゼントーロクしたから配属されたとかなんとか……まぁ、あの提督のことですから、世迷言でわたしを混乱させようとしているのでしょうけど」

そんな大井っちはわたしの知らない鎮守府内の外部へと出られる抜け道、横須賀市内の美味しい甘味処、磯釣りポイントや市内の女学生たちのたまり場など、いろんなことを教えてくれた。
もちろん、戦い方も―――

わたしが猿島沖の出撃点に行くと、いつも大井っちは先にそこに居た。
彼女は毎日違う海域へ連れていってくれた。

わたしも大井っちも二等巡洋艦だけど、重雷装艦だから酸素魚雷発射管が主武装。砲撃戦ではめっぽう弱い。大井っちも弱いけど、わたしはそれに輪をかけて弱かった。
おなじ二等巡洋艦でも川内型は驅逐艦娘たちを率いていろんな場所に行っては戦果を挙げて帰ってくる。でもわたしたちは単独行動の深海棲偵察艦と遭遇しても、無傷で母港に帰れる日はないってぐらい、必ずどこかしら傷を負わされた。
いやホント、驅逐艦娘とくらべても月とスッポンだったね。

でも、わたしは大井っちと一緒により遠くの海へ、見たことのない紺碧の海を、感じたことのない南国の潮風を、内地とは違った真っ青な空の下で大井っちと航行できるのがうれしかった。
それだけで十分だった。

毎日毎日2人で話し、戦い、ときにはちょこっとケンカもするけど、次の瞬間にふたりそろって互いに謝ってた。とても楽しい毎日が続いた。

この頃はまだ甲標的を使った先制雷撃の戦術も水雷学校で模索中の段階で、のちに深海棲艦隊よりも猛威を揮う白い猫を従えた(?)娘の存在や大破強行進撃といった黒い鎮守府疑惑すら知らなかった。

鎮守府正面海域や南西諸島海域で、毎日毎日、単艦もしくは小規模な小隊編成の深海棲艦を叩くだけでしかなかった。
まぁ、それはそれで面白いし、間宮食堂の新作果実アイスの試食優待券を巡って大井っちと撃沈数を競い合ったりしていたから、出撃→戰鬪→帰還→入渠→睡眠→出撃……という単調な日々の生活に飽きがくることもなかった。

夏が来て―――

いよいよわたしたちに重雷装艦としての大改装計画が達せられた。
水雷学校で考案され、各種実験が繰り返されて基本戦術が確立した先制雷撃による戦場制圧艦たる重雷装艦。

この大改装がなれば、わたしと大井っちはいよいよ実施部隊の一員として前線配備になる。
川内型や夕張、阿武隈(よくぶつかるんだけどなぜ?)、鬼怒といった乙巡たちに負けない活躍ができるハズ。うん、そのはず。

わたしと大井っちは改装計画を知らされたその日の出撃でついつい気分が高揚しますってなっちゃって、沖ノ島でなかよく敵戰艦にフルボッコにされて帰ってきちゃった。
いやぁー、あのときの工廠長の顔ときたらいやほんと……

や、ほんと、すんませんでした。

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入渠しろ、そう工廠員に指示されて、わたしは大改装用の各種資材が山と積まれた三號船渠にはいった。
となりの四號船渠には大井っちがはいるようだ。

重雷装艦(改二)かぁ...
どんな風になるんだろ?
楽しみだ。

大破損傷した個所はこの大改装でまとめて修理される。
だから次に大井っちと逢う時は、パリッと糊のきいた新しい制服姿になっていることだろう。
ふふ、大井っちはなに着ても似合うからなぁ...わたしと違ってまた可愛いんだろうなぁ……提督によく触られてるのも……最古参だか……かわい……あぁ、眠くなってきた...

「―――さん」
ん~……わたしを呼ぶのは誰……
「起きて、北上さん。終わったよ」
「ん~...眠い……」
「ふふ、昨日ははしゃぎすぎましたものね。でもほら、起きて」
誰かに肩を揺さぶられる。
そのゆすり方が優しいから、またぞろ睡魔が押し寄せてくる。
「ん~……あと5年……」
「そ、それはさすがにちょっと寝過ぎじゃ……」
「うぅ...その手を離さないとぉ...腕を引っこ抜いて...血まみれのそのさきっぽでぇ...ひっぱたくよぉ……」
「あ、提督が北上さんの制服をくんかくんかしてる」
「ナンデストっ!!?
とんでもない発言に眠気は一挙に吹っ飛んだ。
発条仕掛けのように起き上がったわたしのとなりに、淡いクリーム色の制服を着た大井っちが後ろ手に立ってにこにこしている。

ああ、新制服...
そうだった。今日から重雷装艦(改二)になったんだ。
武裝も四聯裝61糎酸素魚雷にかわって、さらに威力が向上した五聯裝発射管に換装されている。
うん、この重雷装ならル級だろうとタ級だろうと、一撃で沈められる気がするよ。気がするだけだけど。

「北上さん、渡しておくものがあるんです」
そう言って大井っちが差し出したのは、小型の潜水艇だった。甲標的、という秘匿名称で知られている雷撃戦裝備だ。
水雷学校で考案された重雷装艦戦術である先制雷撃の要となるものらしい。
「潜水艇……? これを持っていくの??」
「ええ。酸素魚雷、甲標的、艦砲...わたしたちの基本裝備ですよ」

先制雷撃、砲撃、雷撃...
どうやら生まれ変わったわたしは以前よりはるかにとことん忙しくなりそうな予感。

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そして、わたしたち第一〇戰隊は聯合艦隊主力として第一線に配備された。

……わたしが言うのもなんだけど、強かった。
先制雷撃で敵主力艦を一撃のもとに沈めるなど日常茶飯事。

わたしたちの雷撃戦力に、敵の雷巡ごときでは歯が立たなかった。
わたしたちは北はキス島から南は珊瑚諸島、西はカレー洋の果てまで、休むひまもないほど各戦線に火消しのごとく投じられた。

大井っちとふたりだけで、南国の陽射しを浴びながら深海棲艦と殴りあった日々が懐かしく思えるほどに、わたしたちはさまざまな戦場に出向き、あのころとは比較にならない深海棲艦との過酷な戰鬪を繰り広げた。

そして―――

11月24日。

わたしはこの日を忘れないだろう。

わたしは前日の戰鬪で軽い損害を受け、修理船渠の空き時間がなかなかとれないため、その日の出撃は大井っちのみとなり、わたしは前進根拠地のラバウル(仮称)で待機していた。

サーモン諸島東方海面での撃滅戦を終えて帰ってくるのは25日なんだけど、昼を過ぎても帰ってこなかった。
艦隊は聯合艦隊総旗艦副艦の金剛さん、聯合艦隊総参謀艦の榛名さんをはじめ、錚々たる戦列艦ばかりだから、敗北を喫することなどありえなかった。
じゃぁ、なぜ、大井っちの帰りはこんなに遅いの?

午後になって、出撃していった艦隊が還ってきた。
だけど艦隊は補給もそこここに、陸戦隊の兵士が周囲を厳重に固める中、ラバウル市街の郊外にある通称・官邸山の海軍病院裏手の高級将校用官舎へと連れていかれた。

わたしは大井っちに会いに行こうとしたけど、陸戦隊の兵士に制止され、会うことはできなかった。

夕食どきになって、大井っちは特務によりサーモン諸島沖に残ったことを驅逐艦娘たちから教えられた。大井っちへの補給のために、トラック(仮称)根拠地から給油艦の足摺が護衛艦を伴って出港したとも知らされたので、ひとまず安心した。

だけど―――

25日深更、わたしは聯合艦隊司令部に呼び出された。
大井っちに合同せよと言われるのかな? と思っていたら...

愛宕聯合艦隊司令長官から告げられたのは予想もしなかったものだった。

「落ち着いて聞いてくれ。大井は24日、サーモン沖で戰艦棲姫との交戦で撃沈され……未帰還となった」

大井っちが……

沈んだ?

聯合艦隊最古参であり、そしてあとちょっとで大和さんや金剛さんらと同じLv99になろうというほど卓越した戰鬪経験を持つ大井っちが……?

「大井の戰没は当分、公表されない。彼女の喪失は艦娘をはじめ全海軍将兵の士気に影響を及ぼすばかりか國民の戦意に甚大な影響を与えかねない」

長官の言葉を理解できない。
大井っちが沈んだ? 戰没……? 未帰還……?
ありえない。大井っちは必ず帰ってくる。わたしのところに必ず―――


気づくと、わたしは宿舎の寝床にいた。
どうやら気を失ったようだ。
ラバウル(仮称)基地は灯火管制にあるため、室内に照明はない。だけど、青白い月明かりが射し込んでいるので、室内の情況はよくわかった。
整理整頓された大井っちのハンモックと机。私物のはいった衣嚢。
24日の出撃後そのままで、どこにも変化はない。

大井っちはいない...

もう、還ってこない...

冷たい現実に胸が痛い。
と、机の横に大きななにかが置いてあるのに気付いた。
なんだろう?

手に取ってみて、すぐにそれがなにかわかった。

わたしたちに支給されている15糎5副砲だ。
第一〇戰隊は聯合艦隊の決戦兵力と見なされているので、ほかの艦娘と違い、支給される裝備はすべて専用のものだ。ほかの艦娘との共用ではない。

大井っちはこれを置いてなにを装備していったのだろう?
15糎5副砲2つと甲標的。それがサーモン沖に向かうわたしたちの基本裝備なのだ。24日の出撃時を見送った時、たしかに大井っちは副砲2つと甲標的を装備していた。
月明かりに照らして、大井っちがなにを持っていたのかが分かった。
副砲には大井っちの名前が書かれている。修理などの際、共用裝備でなく専用裝備であることを整備員などが把握するためだ。

わたしは振り返り、机横の装備品保管庫を見た。
そこにあるはずのものがない。

大井っちは―――

わたしの副砲を装備して出撃していった。

なぜ?
そんなの考えるまでもない。

お守り代わりだ。

「北上さんと一緒だと負ける気がしないの。だからなにか……北上さんと一緒に出撃しているように思える……そう、お守りが欲しいかな」
出撃前に大井っちが言っていた言葉を思い出した。
あのとき、帰ってくるまでに用意しておくよとわたしは言ったんだけど、大井っちはこっそりと副砲を持ちだしていったんだ。お守りとして―――

わたしは大井っちの残していった副砲を抱きしめて泣いた。

彼女はもう戻ってこない。
わたしは大井っちの沈没未帰還を受け入れ、ずっと、ずっと泣き続けた。

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12月のある日、わたしは田浦の水雷学校の中庭でひとり、ぼぉーっと空を眺めていた。
あの日以来、わたしは戦場に出られなくなった。
大井っちのいない戦場に出ても、ただ敵の攻撃を受けるだけ―――

ここで沈めば大井っちのところに行ける……

そう思うと、自然とからだは敵の艦砲射線上に移動してしまう...
そしてその都度、ほかの艦娘に引き留められ、押し戻され―――

出撃禁止を命じられるまでそう時間はかからなかった。
11月の終わり、わたしはほかの損傷艦娘や輸送船とともに横須賀へと帰ってきた。
第一〇戰隊所属のまま、海軍水雷学校附属を命じられた。

12月の横須賀は寒い。
だけど今日は珍しく日差しが強く、中庭で座っていても暖かさすら感じられた。

そういえば―――

ここで大井っちに声をかけたんだよね。半年も前のことだけど、昨日のことのように感じられる。

「あの―――」

そうそう、こんな感じに……って!!?

わたしは思わず飛び起きた。まさか……!!
だけど、そこにいたのは大井っちじゃなかった。

眼帯をした艦娘。
あら? たしか球磨型の...

「おぅ、すまん。もしかして寝てたのか?」
「あ、いや……」
「起こしたのならすまない、謝る」
「ううん、べつに……寝てないから大丈夫よ」
「そうか。ところで、重雷装講義を受けにきたんだが、どこへいけばいいのかさっぱりなんだ。もしよければ、場所を教えてくれないか?」
彼女は心底困ったように頬をぽりぽりかきながら周囲を見渡した。

思い出した。
この艦娘はわたしと同じ球磨型だ。その最終番艦の木曾だ。

「連れていってあげるよ」
「ホントか? そいつぁ助かる」
木曾はホっとし、そしてニカッと太陽のようにまぶしい笑顔を浮かべた。ああ……ガサツそうにみえていいコだな、わたしはそう思った。

赤煉瓦の倉庫区画へ歩きながら、彼女をちらっと窺うように話しかけた。
「重雷装艦になるの?」
「ああ、辞令がきたんだ。予備役艦を解除、重雷装艦転換任務に就けってな」

あの時のわたしのように、木曾はわたしに問いかけてきた。
「あんたも重雷装艦に?」
「ええ。水雷学校附属だけど、一応、もう重雷装艦よ」
「となると……北上か!! あ、いや……北上姉さんか」
あわてて訂正する彼女がなんか面白くて、わたしは思わず吹き出してしまっていた。

球磨型としてわたしの妹だった木曾が、重雷装艦で後輩になるのか。
ふふ、なんかいいな、こういうの。

「さ、着いたよ」
「ここか。助かったぜ。ありがとな」
「どういたしまして」
わたしはなぜか、そのまま木曾に声をかけていた。
「手続きが済んだら、肩慣らしに海に出てみる?」
「おっ、いいねぇ。そうと決まりゃ~さっそく手続きしないとな」
彼女はあっさりと受け入れてくれた。

半年前、わたしは大井っちにいろんなことを教わった。
今度は―――
わたしが木曾に教える番だ。
「……わたしにも、できるかな
「ん? なんか言ったかい??」
「ううん、なんでもない」
わたしは猿島の方角を指差した。

「さぁ、暁の水平線に向かって出撃しましょうか!!

-終-
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参考出典:あるアサシンの物語
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三隈探しにふぁみりんこ

はおヾ('ヮ'*)ノ

聯合艦隊が完成させた一等巡洋艦18艦のうち、我が艦隊に配属されていないのは『最上』型の『三隈』ただ1艦。
それを求めて5-2珊瑚諸島方面に行ったのです。

『三隈』求めてふぁみりんこ、と口ずさみながら...

結果は―――

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『翔鶴』型2番艦の『瑞鶴』嬢。

いえね、くろちゃんが欲しいのはホロ背景の貴女ではなくて、金背景の『三隈』なんですよ、ええ。

や、まぁ、『瑞鶴』は実艦も艦これでもともに好きですからいいんですけどね...

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ん、ん~……

1艦は予備にしておくとして、3艦目はもう必要ないですよね...
ホロ背景だから素材にするのは気が引けるし...悩む(・ω・)

あ、ちなみに、Lv5になっているのはLv96の『瑞鶴』と勘違いで何度か出撃させたからデス。

明日……ああ、もう今日か。
今日か明日には『三隈』と一緒にふぁみりんこしたいですねぇ。



壁|'-')ノよいお年を。
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高速修理もミレニアムの大台へ

はおヾ('ヮ'*)ノ

今日はちょこっと千代田区へ出撃するので簡潔に―――

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本日早朝、高速修理の数が2k個の大台に到達。

2-4や南方海域での戰鬪でちょこじゃか使っているんだけど、どうにも消費よりも供給の方が多いらしくて、気づけばこんな数に...

8月頃に200や300といった数で、「これでイヴェントもだいじょーV☆ミ」と狂喜していたのが懐かしい限りであります、はひ。



壁|'-')ノよいお年を。
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ウワサの新レシピを試してみたのです

はおヾ('ヮ'*)ノ

先月の災厄で、我が艦隊は15糎5副砲2基を喪失するなどの被害を受けたわけです。
くろちゃん率いる聯合艦隊は二等巡洋艦の主兵裝を15糎5副砲と定めており、一部には『阿賀野』型の15糎砲を載せてはいますが、基本は15糎5副砲です。

しかし―――

15糎5副砲は15糎5主砲と違い、そう易々と姿を見せない装備品。
開発か……
『金剛』型改か...

そこにしか入手路を見いだせないわけです。

そして我が艦隊は9月以降、15糎5副砲がぱったし開発されなくなっている次第。

46糎開発レシピの副産物でとして狙ってみたり、wikiにある10/90/90/30の15糎5副砲向けレシピをまわしてみたり……

ここ2箇月ちかく、まったくといっていいほどでないわけです。
10/90/90/30に至っては、失敗を除けば、出るものは7粍7と12粍7の機銃、12糎砲といった艦これ的産廃ばかり。

デイリーでの開発4回/日を延々とつづけて、ときおり追加で何回か試してもいるのですが、かれこれ300回以上は開発に挑戦して―――
まったくでなひ(つд`)

夏ごろまでは、キス島巡回でぽこちゃか出てくる『金剛』型を改にして入手していたのだけど、副砲を1箇入手するのに時間がかかるため秋以降は中断していたのです。

今回、『金剛』改による入手を再検討しやうかとしたところへ、ウワサのレシピを耳にした次第。

その配分量は―――

100/110/260/250

なんともいえなひ配分率ですが、なかなかどうしてこれがいい仕事してくれるらしいとのこと。

そこでさっそく、聯合艦隊総旗艦『大和』に20回、やってみてもらいました。

15糎5副砲
61糎三聯裝魚雷発射管
7粍7機銃
20糎主砲
三二號對水上電探
12粍7機銃
15糎5主砲
15糎5副砲
12糎7聯裝砲
12糎7二聯裝高角砲
一三號對空電探
15糎5主砲
一四號對空電探
15糎5副砲

15糎5主砲
改良型艦本式タービン
61糎三聯裝魚雷発射管
15糎単裝砲
一四號對空電探
15糎5副砲


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131208b
Σ(゜Д゜;≡;゜д゜)

なんかスゴひ...

20回やって目当ての副砲4に三二號電探、一三號電探、そして未入手だった一四號電探2とか...

たまたまかもしれないけど、この配分率は副砲量産にいいかもしれないと思った次第。

まぁ、艦これの開発や建造は運に左右されますからね、必ずしもイイ結果になるとは限らなひ...

くろちゃんも、今回はヒキがよかったけれど、次回試したらヒキの悪さで天下を狙えるかもしれないですからね。

なにごとも、引き際が肝心です。

なにより―――

大型艦建造が間近に迫っているわけですから、ここで資材を浪費するのは愚策です。

くろちゃんも、大型艦建造で新型艦がくるのを見越して資材蓄積中。なので今回は20回だけにしました。
ホンネはもっとやってみたいんですけどネ。



壁|'-')ノよいお年を。
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くろ

はおヾ('ヮ'*)ノ

寒い日がつづく師走の候、いかがおすごしのことでせう。
こう寒いといつも思いマス。
真冬に南風が吹いてくれたらと...

ドカ雪ふるなど、冬ならではのトドメをさされたんどえあればこの寒さにも諦めがつくのですが、ただただ寒風吹きすさぶだけで乾燥するだけの味気ない日々ではだうにもかうにも...

そんな冬でもヨイことが―――

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やっとこさ全国編開始ですか。

衣、松実姉妹、憧すきーだったのにくわえ、姫松の洋榎、白糸台の淡、永水一同と粒揃いですからね。全国編の開始は嬉しい限りです、はひ。

なのでやうやく...

131208h

阿知賀編PSP版購入。
発売からケッコ→時間がたっているのは気にしません。

まだプレってはいませんが、松実姉妹、憧ちゃんが見れればおkなのです。


さて―――

年末年始も休まずお仕事なのですが...

ケッコ→待機時間が長いため、その時間を活用して艦これをと思い...

131208xv

タブレットPCを購入。
Win8.1搭載型のASUSのモデル。
艦これやるにはCPUが大事!! と聞いていたので、悪名高きAtom搭載だけど大丈夫か? と思っていたのだけど...

どうやら本機に搭載されているAtomZ3740は意外と艦これをさりげなくさっくりと動かしてくれる模様。

画面も10吋級と大きいので、画面タッチでの艦これ操作も余裕です、余裕。

auのWi-Fi環境下でやってみましたが、起動時にAdobeの警告が出るほかはとくに問題なし。
戦闘、演習、補給、建造、開発、どれも遅滞なく進行できました。

ちょこっと反応が遅いときもありますが、通信状況に問題がなければ何十秒も待たされることはなかったですね。

Surfaceだのなんだのといろいろとありますが、くろちゃん的には艦これさえできればそれでおkなので、70kだの100kだのするやうな高額品はさすがに気が引けました。

今回購入したのは秋葉原で40kちょっとで買えたやつなので、40kでこれだけさくさくプレイできるなら、まぁいいほうじゃないかなーと思う次第。

欠点と言えば...これはタッチパネルの宿命ですが、指紋がぺたぺたつくのがなんとも...
保護フィルムはるか、タッチパネル操作できるタッチペンが欲しいところであります。

艦これグッズでタッチペンが出る予定だけど、それが使えるといいなぁ...(・ω・)



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